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日本交通株式会社

Azure +クラウド型 CRM によるタクシーの無線配車システムで処理件数を 20 %向上!
日本交通が取り組むモビリティ DX
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 企業紹介タクシー、ハイヤー合わせて9,000台の車両を有する国内最大級のタクシー会社。戦前の昭和3年、東京の中心・銀座木挽町にて1台のハイヤーと共に誕生。以来、「桜にNの日本交通でお迎えするのが最高のおもてなし」とのお言葉を各方面多数のお客様から頂戴しています。圧倒的なリーディングカンパニーとして常にお客様に選ばれ続けるブランドとして地位を確立しています。
 業種 タクシー・ハイヤーによる一般乗用旅客自動車運送事業
 従業員 10,914名(2022年5月現在)
 WEBサイトhttps://www.nihon-kotsu.co.jp/

タクシー・ハイヤー合わせて約 9000 台の車両を有し、首都圏を中心とした交通インフラを支えている日本交通は、スマートフォン向けのアプリによる配車注文が浸透している状況のなか、根強い電話注文へのニーズに応えるべく、従来のIP 無線配車システムのサポートが終了することに伴い、システム刷新に着手。業務の効率化とコストの最適化を目指し、クラウドサービスの導入を検討します。そこで同社が採用したのは、ソリッドアドバンスが提供する CRM パッケージ「All Gather CRM V3」を Microsoft Azure 上に配置し、無線配車システムとして活用するという先進的なアプローチでした。

配車注文アプリの普及が進むなか、電話による無線配車システムのクラウド化に着手

DX(デジタルトランスフォーメーション)の波はタクシー業界にも押し寄せています。スマートフォンアプリによる配車注文が普及し、クレジットカードに加え QR 決済などへの対応によるキャッシュレス化も加速。タクシーチケットも紙から電子へと移行が進み、ドライブレコーダーを活用した危機管理・自己管理体制の改善と対応の迅速化も浸透するなど、あらゆるシーンで IT が効果的に活用されています。

1928 年(昭和 3 年)4 月に創業し、一台のハイヤーから事業をスタートした日本交通は、現在東京特別区・武三地区(東京23区、武蔵野市及び三鷹市)を中心としたタクシー事業・ハイヤー事業に加え、関係会社・業務提携会社との連携により、関東近郊、関西エリアでもサービスを提供しています。東京都内においてはもっとも多くの車両・乗務員を抱えるリーディングカンパニーでもある同社はIT 活用の推進にも積極的に取り組んでおり、自社開発アプリをルーツに持つ(現在は独立企業として活動)タクシーアプリ「GO」の活用をはじめとした DX ソリューションを積極的に導入し、顧客のニーズに応えてきました。システム部門を統括し、無線センターのセンター長も務める日本交通 システム部 部長 の岡村 敦司 氏は、配車注文アプリの利用が急速に普及している現状について、こう語ります。

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本お客様事例は日本マイクロソフト社からの取材を受けて作成されたもので、本事例に関するすべての著作権(お客様の名称、商標、ロゴ、その他の識別情報を除く)は、マイクロソフトが有するものとします。

CTIオプション&配車指示専用オペレーション画面

CTI制御が統合された配車指示用オペレーション画面では、電話着信と同時に顧客情報の表示、配車指示オプション等が表示され、配車指示属性を設定後に配車指示を送信可能です。
顧客の迎車場所を特定し、到着時間等を指定する事で、対象車両を特定し、対象車両に対して配車指示を一斉配信可能です。

また、配車指示の送信状況や、確定、受注状況、進行状況等がリアルタイムでモニタリング可能です。
乗務員とのチャット機能や、代車要請等の通信手段も装備しており、配車状況を全て把握する事が可能です。

乗務員用アプリ

配車指示はiOS、Android、両対応の乗務員専用アプリに送信されます。
ドライバー業務を損なわないように工夫されており、高い視野性、操作性が実現しています。

また、様々な機能が実装されており、オペレーターとの迅速なコミュニケーションを実現するためにチャットやコール等の機能、乗り場の混雑状況を確認出来たり、配車実績等のレポートも確認可能です。

アプリでの顧客情報は監視されており、スクリーンショットの禁止や、業務対応完了後にアプリ側から消去されるなど、顧客情報の保護においても配慮されています。

主なご利用機能

顧客管理
営業支援(SFA)
CTI
MAPオプション
スケジュール